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田舎の生活 歳時記編

毎日の生活の中で、ちょっと変ったことをご紹介して行きたいと思います。 


2000年秋

秋が一年の中で、最も忙しい時期かもしれません。収穫の秋、いろいろなものが実り、それぞれに保存のための作業をします。また、11月中旬には、新潟から杜氏をはじめとする蔵人達が入蔵するので、その準備も必要です。

10月中旬 胡桃
胡桃がなりました。家で取れるのは、丸い樫胡桃と、先のとがった姫胡桃(鬼胡桃とも呼んでいます)です。これを皮をむき、良く洗って干します。姫胡桃は皮が固いので、土室(つちむろ)のようなところにためて置き、ちょっと腐らせる(というほどでもないですが)ようにしてから皮をむきます。
10月下旬 干し柿
柿がたくさんなりました。八幡様のところにある柿は甘柿(しぶいのもありますが)ですが、他は渋柿です。渋柿は皮をむいて干し柿にします。また焼酎を吹いて、箱に保存しておくと、柔らかくなり渋味も取れます。これはお酒を呑んだ後に食べると翌朝が楽になります。
11月3日 こし餡
小豆を煮ました。これをこし餡にします。ミキサーで良くすりつぶし、水の中にさらして皮を取り除きます。その後、砂糖を入れて良く練ります。できあがった餡子は、フリーザーパックに入れて冷凍しておき、必要なときにもう一度練り直して使います。
11月5日 畑の収穫〜漬物
いよいよ冬のための野菜の収穫です。ネギ、大根、野沢菜などを順々に収穫していきます。今年の入蔵は11月12日なので、1週間が勝負です。



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What's New(最新情報) Last update 2000/09/27